関野かねたろうのマニフェストへの取り組み

・ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟について
・「関野かねたろう」のマニフェストへの挑戦

平成17年5月22日(日)東京ビックサイトにおいて
「ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟」結成大会が開催されました

私は、富士見市から唯一の参加者として(会員は他に1名)出席してまいりました。
会員は北海道から沖縄まで、県議、市議、町村議合わせて453人が会員になっています。
当日の出席は議員以外の(議員を目指す人、元職の人)賛助会員も含め約500人に及びました。
(5月23日の読売新聞の2面に記事が載っていました)

当日の大会内容は
フジテレビ解説委員の黒岩祐治氏により
特別講演:「解決!学力低下問題 間違いだらけの学力向上」
       講師:陰山英男氏(尾道市立土堂小学校校長)
基調講演:「ローカルマニフェスト推進地方議員連盟に期待する」
       講師:北川正恭(早稲田大学大学院教授)
基調講演:「首長制下のローカル・マニフェストと議会の役割」
       講師:西尾勝(国際基督教大学大学院教授)
パネルディスカッション「ローカル・マニフェストが開く地方自治」
       パネラー:北川正恭氏
             西尾勝氏
             藤森克彦氏(みずほ情報総研)
       コーディネーター:黒岩祐治氏
という内容で行われました。

特別講演については100ます問題で有名な陰山メッソドの実践の基づく教育論を聞くことが出来ました。
実は文芸春秋5月号に氏のほぼ同じ内容が原稿が掲載されていて、読んだばかりでした・・・。

北川氏の基調講演は三重県知事としてマニフェストを実践した実績に基づく内容多い講演でした。
・地方分権(地方主権)の時代では中央政府と地方公共団体は上下関係から対等関係になる。
・二元代表制であるべきなのに、首長と議会は一緒になって国に陳情活動をしてきて、オール与党化してきた。
 ところが地方分権が進み、不十分であるが三位一体改革により地方の役割が増大しているこれからは、
 地方自治体の営業部長から経営者としての手腕が求められるし、必要とされる。
 そこで首長の選択基準としてマニフェストを有権者に示し審判を仰ぐ必要があるという論調でした。
 そして、当然議会の役割も変化してきて、国の政策を探すのではなく独自の政策立案や条例の制定など、 立法府としての役割を求められてくるというものです。
続く・・・・。

最後に規約関係を決定し(若干不手際もあり意見噴出)、大会宣言を採択し解散しました。
大会宣言の全文はこちらをご覧下さい。sengen-manifest001.pdf へのリンク

これからも逐次会合が催されます。出来るだけ参加する予定です。

そこで、私も「関野かねたろう」の政策提言:行動指針としてのマニフェストを示していこうと思います。

基本的なスローガン
  
「心ふれあう安心のまちづくり」
 これは初めて立候補したときのスローガンで、以来基本的なスタンスとしています。

キャッチフレーズは
   「EGAO:笑顔あふれるまちづくり」
  :ecology:簡単に言うと環境保護ですが、自然環境保護はもちろん、教育環境、社会環境、行政運営の環境等々ありとあらゆる環境が市民の皆様にとってよいもであるように政策提言・行動をしてまいります。
  :governance:管理・制御の意味ですが、現在は行政運営のあり方という意味で使われています。中立的な立場で行政運営をチェックし、新しい施策を提言する能力として自らを高めてまいります。
  :action:行動という意味です。行動力こそが議員としての基本です。課題を後回しすることなく、真摯に取り組みます。
  :organizaition::組織的に系統立てて行う能力という意味があります。自らの行動指針を「ぶれる」ことなく、一貫した姿勢で議員活動に臨みます。

これらの活動・行動原則を基本的な姿勢として・・・・

*財政が厳しいからと言い訳はできません。
 (できない言い訳にしてはなりません)
*工夫をして市民本位の施策を展開している自治体はたくさんあります。
 (行財政改革は直ぐに・現実的に取り組む必要があります:矢祭町は、やってます)
*市民と行政が協働して住み良いまちづくりに向かって進んでいく必要があります。
 (市民の知恵を行に政活かします:そのための双方向の情報交流システムを)
*行政現場での覚悟、市民の覚悟、議員の覚悟をもって地方自立の時代を築きましょう。
 (痛みを分け合うなんて生易しいものではないかもしれません)
*三位一体改革を地方自立の追い風と捉え、地方から日本を変えましょう。
 (交付税が減額されている今、税源委譲や権限委譲は早急に実現すべきです)
として臨みます。

5つの先進地宣言:富士見市を地方自立実現の発信地にしよう
@犯罪や自然災害に強いまちづくりの先進地を目指します
A子育てや教育に自信がもてるまちづくりの先進地を目指します
Bユニバーサルデザインに基づくまちづくりの先進地を目指します
C自然に親しめ、地域が集えるまちづくりの先進地を目指します
D誰もが気安く行政への参加できるまちづくりの先進地を目指します
これらの詳細について市の実施計画等を参考に以下に記します。

マニフェスト実現のための基本的姿勢
*3つの責任を活動の柱といたします。
@説明責任:日々の活動について、HPを始めとするあらゆる手段で明らかにしていきます。
A発言責任:議員の基本的な姿勢として様々な機会を通じて発言していきます。(話しても・・・と、発言をしない議員がいます。)
B対話責任:独り善がりになることのないよう、あらゆる機会を通して対話の機会を設けます。
これらを基盤に、私のスローガンである「心ふれあう安心のまちづくり」を目指します。


私の議会改革に向ける提案:任期中(H17年4月〜21年3月)に実現の目標
*1期目から事あるごとに発言し、実現しつつあるものも含めます
@一問一答方式の一般質問:平成18年6月議会より実現
 私は毎回傍聴の案内を出し多くの傍聴者がお見えになっています。
 傍聴者にわかりやすい議会のために実現を発言してきました。
A議員倫理条例の制定:会派で提案しています
 富士見市で議員に係る不祥事が発生したわけではありませんが、
 議員としての活動を清廉潔白に行うための宣言として制定を提案しています
B議員費用弁償の廃止:平成19年4月より実現
 富士見市では、議員が議会の会議や委員会の会議に出席すると、
 1回2,400円、費用弁償として支給されています。
 金額はわずかですが、第2の報酬として、市民にわかりにくい報酬といえます。
 議員定数を5減したのでそのままにという議員さんもいますが、
 少なくともその予算を本会議の様子をWeb Siteに掲載するなどの予算に回し、
 市民の皆さんにわかりやすい議会:誰が何をどのように発言しているか:実現にすべきと考えます。

私の議会改選後、議員としての活動についてのお約束
@情報公開:当たり前ですが、全ての議員がその責務を果たしているでしょうか。私はこれまで同様に「かねたろう通信」やこのホームページを通じて活動や発言を皆様に公開してまいります。
A全ての議会でこれまで同様に皆様の声を市政に届けるべく発言してまいります。具体的にはこれまでと同様に全ての議会で市政一般質問を行います。また、本会議や委員会でも発言をしてまいります。

具体的施策の提言
@コミュニティスクール(地域立学校)の実現:学校運営に保護者や地域の声が更に反映することが可能になります。
只今製作進行中

 議員や議会は執行権や予算提案権はありませんので、マニフェストと言う手法はなじまないかもしれませんが、
条例制定権や予算議決を始めとする様々な議決権があります。
地方分権の改革で議会の権限が拡大していますので、質疑等を通じ執行機関に積極的に働きかけることが可能です。
今後、それらについての方向性を示すこともマニフェストの一つと考えます。

富士見市にはまだ無い、様々な条例について今後提案をしていきます。
例えば、私たち自身に関していえば、議員倫理条例。
防犯に関していえば、生活安全条例。ゴミに関していえば、持ち去り禁止条例等等。
これ以外にもたくさんあると思います。  ご提案をお待ちしています。

そこで、当面の課題として議員倫理条例素案を作成しました
今後は前例やしきたり(?)にとらわれることなく
更に建設的発言をしていきます。
議員倫理条例の制定を平成20年までに目指します。
倫理条例素案はこちらを・・giinrinrijyourei.pdf へのリンク
ご意見、ご提案、ご指導よろしくお願いします

                  

*何人かの方からご意見をいただいています。参考にさせていただきより良いものを作っていきたいと思います。